スエードにはSTAGという素材があります。これは雄鹿の皮でできています。スエードは一般に雨に弱いイメージですが、雄鹿の皮は車の洗車の際の水ふきに使われたり(俗にシャミー皮と呼ばれる)、手袋にもよく使われる通り、もともと水に強い皮革素材なのです。
ただ、現在日本の市場でバックスキンと呼ばれているのはほぼ100%が牛の皮を裏側からバフィング(簡単に言えば、ヤスリなどで起毛)したもので、結局、一般的に使用されている牛革なので、表皮のものとさほど雨に対する強さは変わりません。
雨の日にスエードのバッグを使用するのは避けたほうが無難ですが、
以下のようにきちんとバッグの手入れをしていれば雨の日でも問題ありません。
- まず専用のブラシで逆毛になるようにブラッシングした後、軽めに何度かに分けて防水スプレーをかけます。
- その後順目にして、A.を繰り返します。
- よく乾かしてから再度ブラシングをすると、汚れもつきにくく、ついても消しゴムなどで簡単に落とせるようになります。
また、バッグの表面をぶつけたり、こすれて色が薄くなってきたら、電気掃除機で、よくバッグの表面のゴミを吸いとったあと、ブラッシングで毛並みを整え、 水をよく絞った新品の雑巾で汚れを取り、それからスイスのWOLLY社の着色料つき防水スプレーを同じ要領でふって、乾かし、ブラシをかければまた新品のようになります。


